NICU看護師として、娘と寄り添う中で、この1冊が生まれました。
小さな命を守ることは、本当に大変なことです。
発熱、咳、下痢、転んでできたすり傷・・・子どもの病気やケガは、ある日突然やってきます。そのたびにパパやママは不安になり、どうすればいいのか悩みながら、子どもを守ろうと必死です。
子育てに加えて仕事もあり、時間も心も余裕がない中で「この対応で合ってるのかな」「これは病院にいくべき?」と迷う瞬間はたくさんあると思います。そんなとき、この本がそばにあることで、少しでも安心できるように。目の前にいるお子さんを「かわいい」と思える瞬間を大切にできる、そんな心の余裕を持ってもらえる本を書きました。
今やスマホ1台で解決できる時代ですが、「一人で解決しよう」と思ってしまうのは、とても苦しいこと。しかしながら、どうやって助けをもとめていいか教わる機会がありません。看護師として、医師・薬剤師・園の先生、パートナーやご家族とのかかわり方について、「一人で抱え込まなくていい」という思いで紹介しています。
看護師として、みなさんと同じように子育てに奮闘するママの一人として、読者の方に寄り添いたいと思っております。